
3月定例議会において、「令和5年度一般会計予算」・「第5次総合計画」・「義務教育学校」について、一般質問及び関連質問をしました。ここでは、「義務教育学校」の一般質問、関連質問を取り上げます。
まず、2020年4月に義務教育学校を開校してから、早、3年経ちます。外から見ていると、義務教育学校飛島学園が、新たな学校として、しっかり機能しているのか、どうか、全く、分かりません。そこで、一般質問した訳であります。
一般質問
2020年4月に小学校、中学校から義務教育学校になりました。
そこで、改めてお聞きします。義務教育学校とは、どのような学校ですか、また、小中一貫教育を行っていた小学校、中学校から、義務教育学校に移行したメリットは、何ですか?
教育長答弁・要旨
平成28年4月に学校教育法等の一部を改正する法律が施行され、従来の小中学校の枠組をはずし、一人の校長の下で、一つの教職員集団として、9年間の教育を行う新しい学校種として義務教育学校が加えられました。
メリットとして、一人の校長の下で、一つの教職員集団として9年間の子どもたちの学びを見守り、かかわりを持ち続け、9年間の子どもたちの学びを支えていくことができるようになったことです。
次に、関連質問として、3問尋ねました。
Q.1
本村の義務教育学校飛島学園において、学年段階の区切りは、導入しているのか、また、導入していれば、区切りは、どういう設定をしているのか?
A.1
学年段階の区切りは、9年間を4-3-2に区切り、初等部(1~4年)、中等部(5~7年)、高等部(8~9年)としています。
Q.2
この4-3-2の区切りについて、何故、4-3-2にしたのか?
A.2
中学校段階への円滑な接続を重視し、4-3-2の区切りとしました。中等部では、教科担任制を導入しています。
Q.3
教員は、義務教育学校に必要な人数ではなく、小学校、中学校に換算し、必要な人数しか、派遣されないと聞いています。教科担任を行うには、教員が、不足していると思うが、この点、どのように考えているのか、また、現在の教科担任の取り組み状況をお尋ねします。
A.3
義務教育学校であるので、免許があれば、兼務発令する必要がなく、後期課程配置でも前期課程の授業ができます。
令和4年度においての教科担任制の取り組みは、5・6年生で、理科、外国語、音楽、図画工作、家庭を行っています。
総括コメント
義務教育学校になって、3年経ちます。この学校は、地域の住民に愛される学校であって欲しいと思います。学園HPもありますが、積極的に村民と触れ合う機会を創ることも必要であると思います。そのことが、飛島学園の理解をより深めることになると思っています。
ここが変だよ、村議会!13
「開かれた議会」に関して、全5回シリーズで掲載しました。
村民の皆さん、いかがでしたか。本村議会の実情が、垣間見られたならば、幸いであります。
さて、これが皆さんに届くころには、新しい議員が選出されています。また、今月には、臨時議会が招集され、新議長等も決まっていると思われます。新議長には、開かれた議会にするために、議長主導による「議会改革」を始めてもらいたいと思います。
「議会改革」というと何か、大変なことであるかのようですが、まずは、できることから、例えば、近隣の市町の議会運営と本村議会の議会運営を比較することから、始めればいいと思います。
議会は、村民から選ばれた議員で構成されています。そのためには、村民に対して、開かれた議会であることが必要であります。
全ての議案等を常任委員会に付託せず、村民に非公開の全員協議会で済ましてしまうことは、適切であるのか等を真剣に議論することが必要であります。
そして、昨年10月に「議会改革を行い、議会の活性化を行った福岡県大刀洗町議会」の議員行政視察をして思ったことは、議会(議員)も積極的に村づくりに参画することが必要であると考えています。最後に、よりよい村づくりを行うには、村政の監視役でもある議会の活性化が必須であります。
「ここが変だよ、村議会」は、今回で、一旦区切りをつけたいと思います。次の構想を練って、新しいシリーズでお目にかかりたいと思います。
※T.M.I.は、TOSHIKAZU.MAKING.INFORMATION.の頭文字をとってつけた名称です。





